そば用めん棒の加工技術で作った、手作りピザ・パン用めん棒
そば用めん棒の製造工程を応用して作るピザ・パン用めん棒です。そば用めん棒同様に、1本1本すべて職人が手作りで制作しており、仕上げにクルミオイル塗っており、表面の仕上がりは抜群です。材はハードメープル材とウォールナット材の2種類をご用意しています。
木目が美しい、天然のハードメープル無垢材を贅沢に使っています。
ハードメープル材は、重硬で衝撃に強く、ボーリングのレーンの床材など、強い衝撃が加わる部分に使用され、その丈夫な特性からピアノのアクション、運動器具などにも利用されます。メイプルシュガーやホットケーキなどに付けるメイプルシロップが取れる事でも有名な木です。木の目が細かいので表面の仕上がりが非常に美しく、家具や住宅内装の表面材として重宝されています。
道具に使う木材すべて、ゆっくりと天然乾燥します。
おいしい蕎麦を打つために、そば打ち道具には木製品ですがその中でも特に精度の高さが求められます。要は「いかに直線なのか」。そのために工房おがわは、材の乾燥からこだわっています。木材の反りを少なくするために、道具に使う材はすべて1本1本角材して、半年間以上の天然乾燥をします。時間がかかるのですが、こうすることで、加工時/加工後にも道具はより反りにくくなります。
こだわりの加工。一本ずつ一本ずつ、丁寧に。
加工工程でも反りを軽減させる独自の加工方法を取り入れ、丸く仕上げています。仕上げの研摩は、一本一本自社オリジナル研磨機で仕上げているので表面にキズのないきれいな仕上がりになっています。誤差は0.5mm以内に抑えるように加工していますので、滑りがよく生地がつきにくい、使いやすい工房自慢のこだわり麺棒/のし棒になっています。
家具産地「広島府中」、親子で奏でる「こだわり」のものづくり。
「工房おがわ」の工房は、周囲を山で囲まれた、高級家具産地として有名な広島県府中市にあります。木製家具製造で300年以上の歴史がある街で、家具職人で父親が立ち上げた工房では、息子も含めたさまざまな世代の職人たちが、木材と機械と毎日向き合いながら、和気あいあいと(たまに喧嘩)そば打ち道具を作っています。