そば道具 のし棒(麺棒)の販売一覧です。巻き棒にもお使いいただけます。
工房おがわの自慢の延し棒(麺棒/まき棒)の販売一覧ページです。高精度・高耐久のめん棒は職人の技術の結晶です。おいしく楽しい蕎麦打ちには永く使えて愛着を持てるそば道具をお使いください。熟練の職人が一丸となって、お客様のそば打ちライフを全力でサポートいたします! 当店ではお客様の声をものづくりに活かして参りました。ご意見・ご要望等ございましたら是非お知らせください!
以下に、麺棒の呼び名、選び方、6種の材の特徴、工房おがわのサービス・制作に込めた想い、めん棒のメンテナンスについて、簡単にご紹介しております。
麺棒、巻き棒、のし棒の呼び名について
蕎麦打ちに使う棒は一般的に、めん棒、まき棒、のし棒などと呼ばれます。他にも、そば棒、巻き取り棒、そば打ち棒などと呼ばれることもあります。初心者の方には複雑に感じられるかもしれませんが、そば打ちの「延し」の工程に沿って考えますと、これらの呼び名の意味と理由がわかるようになります。
用途で呼び分ける、のし棒と巻き棒
麺棒を用途の観点で分類するなら、「蕎麦生地を延して薄く広げていく棒」と「薄く延した生地を巻き取っていく棒」の2種類に分けられます。一般的には、これらをそれぞれ「のし棒」と「巻き棒(巻き取り棒)」と呼び、延し棒とまき棒を合わせたそば打ち棒の総称として「麺棒」の名が使われます。そば棒、そば打ち棒などは麺棒とほぼ同義と思われます。
用途でサイズが決まり、名前が変わる
一般的には、のし棒として使う麺棒よりも若干長いめん棒を、まき棒として使うことが多いですが絶対ではありません。また、蕎麦生地の量により、それぞれに必要な長さは異なります。めん棒の直径に関しても、腕の力や手の大きさによって適した太さが異なります。
使う人と用途により麺棒の適したサイズが決まり、麺棒の呼び名も用途に応じて変わります。のし棒と巻き棒とはそういう存在で、呼び名による明確な規格の違いは特にありません。
サイズ重視で、自由にお選びください
工房おがわでは便宜上、「めん棒」と「のし棒」とを名付けた商品群を別のカテゴリーに分けてご紹介しております。もちろん、延しと巻きのどちらの用途にどのような規格の麺棒をお使いいただいても間違いではございません。呼び名にとらわれず、お客様に最適な麺棒をお探しいただければ幸いです。
そば道具 麺棒(のし棒/巻き棒)の選び方のポイント
工房おがわの麺棒は、長さ・太さの違いで商品ごとにいくつかのバリエーションをご用意しております。また、延し棒とまき棒との組み合わせを考えたとき、選択肢は多岐にわたります。ここではめん棒の長さ・太さの選び方に関して簡単にご紹介いたします。
麺棒の長さの選び方
のし棒は基本的に、打つ蕎麦生地の量により長さを選びます。大まかな目安ですが、生地が500gなら750〜900mmを、1kg以上を打つ場合には900〜1050mm、1.5kgを打つ場合には1200mmサイズがおすすめです。
巻き棒は広く延した生地を巻き取りつつ、左右の端は手で持てるようにする必要がありますので、延した生地の幅よりも長めの麺棒を選ぶのがポイントです。
麺棒の太さの選び方
腕の力が強くて手が大きい方でしたら、径の大きいめん棒をお使いください。麺棒を転がしやすく、生地に対して過不足なく力を加えることが簡単になります。逆に、力が弱くて手が小さい方の場合は、径の小さい麺棒が一般的には適しているといわれます。
工房おがわでは、「のし棒」の一覧ページでご紹介している麺棒がφ35mmと一番太く、「めん棒」の一覧ページのめん棒が最小φ25〜28mmと細めのラインナップとなっています。ご自身に合ったサイズをお選びください。
6種の材から作られる本格めん棒
工房おがわの麺棒は厳選した6種の材から作られています。それぞれに色合い、重さ、性質などが異なり、それぞれに個性が光るめん棒に仕上がっています。自分の手足と同じように末永く使い続けるそば道具ですから、使いやすく愛着を持てる、自分にぴったりな麺棒を見つけていただければ幸いです。
ヒバ材の麺棒の特徴
桧葉材は木の目の詰まりが良く、表面が綺麗なのが特徴です。美しいめん棒ですので蕎麦を打つのが楽しみになるかもしれません。比較的軽い素材ですので、何度そばを打っても体への負担が少ない麺棒です。
ヒノキ材の麺棒の特徴
檜の麺棒は木目が詰まっていて綺麗で、抗菌性が高いのが特徴です。職人がしっかりと磨き上げることで、より美しいめん棒に仕上げています。汚れや水分が木の内部に浸みづらいため、お手入れが簡単で、安心して長期使用できるめん棒です。
ウォールナット材の麺棒の特徴
ウォールナットの麺棒の特徴は、何といってもその高級感です。落ち着いた色で、使い込むほどに艶が出てきますので経年変化を楽しむことができます。衝撃に強く、長期使用で歪みが出づらいので、安心してご愛用いただけるめん棒です。
ブラックチェリー材の麺棒の特徴
ブラックチェリーの麺棒は表面がツルツルしていて、とても滑りやすいのが特徴です。実際に「使いやすかった!」とお喜びの声も頂くことが少なくありません。また、経年による色合いの変化が早いのも特徴で、木肌が赤みを帯びてくるのを楽しみに使用されるファンも多くいらっしゃいます。
ハードメープル材の麺棒の特徴
メープル材の麺棒は色味が白く、木目が細かいゆえに繊細な印象を持ちます。しかし、表面は硬く重いのでイメージのギャップがクセになります。また、手触りが心地よく表面の滑りが良いのも特徴で、「蕎麦を延ばしやすくてお手入れも簡単」とのお声を多く頂いているめん棒です。
パープルハート材の麺棒の特徴
パープルハートで作った麺棒は他の素材に比べて重いのですが、滑りが良いので麺棒の重みを利用して生地を伸ばしていくことができます。長期使用でも曲がりにくい工房おがわのめん棒は、末永くご愛用いただけます。
唯一無二の名入れ麺棒
レーザー刻印でご希望のお名前を名入れするサービスを行っています。商品1つずつにしっかりと名入れをしていくのて、仕上がりまでに若干のお時間をいただきますが、専門の職人が手間をかけてていねいに仕上げます。当店の人気サービスです。
蕎麦打ちの長旅に、タフな麺棒を
古来より、日本では木製品を永く使い続けてきた歴史があります。それを支えたのは紛れもなく職人の研ぎ澄まされた技術に他ならず、それは現代でも変わりません。工房おがわでは、高級家具づくりで培った木材の加工技術をそば道具へ投入することで、これまで多くのお客様からお喜びの声を頂いて参りました。
一期一会
そば道具のインターネット通販はまさに一期一会です。一人ひとりのお客様との出会いを大切に、全身全霊で楽しい蕎麦打ちのサポートをさせていただきたいと、職人が一丸となってものづくりに励んでいます。お客様にとって、工房おがわの麺棒がかけがえのない蕎麦打ちの相棒となり、末永くそば打ちの傍らに置いていただけたなら本望です。
道具と一体化
そば打ちは何よりも場数を踏むことで上達します。永く永く使い続けて、まるで自分の手足の延長のような感覚で麺棒を扱えるようになったとき、きっとこれまでにないおいしい蕎麦が打てていることでしょう。そして、その先もずっと、身体の一部となった麺棒とともに蕎麦との格闘が続きます。
良い蕎麦道具を
そのとき、ずっと良い状態で永く使えるタフな麺棒でなくてはいけません。途中で擦り減ったり反りが出てしまっては、お客様にとって蕎麦打ちの旅の中断を意味します。蕎麦打ちをこよなく愛するお客様には是非、良いそば道具を選んでいただきたいと考えます。工房おがわでは職人が誇りをもって、その願いに耐えうる高品質なそば道具を今日も作っています。
麺棒のメンテナンス・お手入れ方法
工房おがわの麺棒は、お客様に長年ご愛用いただくことを最大の願いとして、職人の気概を込めて制作した自慢の逸品です。お客様が気に入ってくださっためん棒を、最高に状態良く使い続けていただくため、そば道具・麺棒のメンテナンスについてポイントを簡単にご紹介いたします。
木製品である麺棒の保管方法について
工房おがわの麺棒はすべて木製品ですので、木製品に適した方法・環境で保管していただきますと、末永く良好にお使いいただけます。おいしい蕎麦を打つための木製めん棒にとって、最大の懸念は反りや歪み、狂いが生じることです。
反りを発生させないために、まず直射日光は厳禁です。高温多湿の環境も好ましくありません。麺棒が濡れてしまった場合は乾いた布で拭き取ったあと、風通しの良い日陰でゆっくりと乾燥させることが大切です。
クルミオイルのコーティングで麺棒の反りを防ぐ
蕎麦打ちでめん棒が汚れたら、固く絞った濡れタオル等で汚れを拭き取り、さらに乾いたタオルで拭きあげてください。その上でクルミオイルを麺棒にコーティングしますと、生地が付きにくくなり、すべりが良くなります。
また、クルミオイルには麺棒の乾湿を防ぐ効果もありますので、反りの防止にも役立ちます。クルミオイルを塗るタイミングは厳密に決まっていませんが、一般的には2〜3ヶ月に一度程度が効果的なようです。
クルミオイルは薄く塗り、麺棒をじっくり乾燥させる
クルミオイルを塗る前には#1000番の紙やすりペーパーをかけることをおすすめいたします(別売りのクルミオイルにセットで付属しておりますが、ホームセンターでも購入可能です)。麺棒が乾くまで日数がかかりますが、直射日光にはあてず、風通しの良い日陰でじっくりと乾燥してください。
また、クルミオイルを一度に大量に塗ると、水に浸したのと同じ状態になって反りが出ることがあります。クルミ油を布に浸みこませ、少し塗って乾かし、それを何度が繰り返してください。
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