そばの保管に便利な、ヒノキ材をつかったこだわり生舟(蓋つき)
打ちあがった蕎麦は打ち粉をふるい落とし、保管する木箱「生舟」です。湿度が適当に保たれ、よい状態で保存ができます。ボックスの組み方も美しさを持たせるために、どこから見ても小口が見えないような独自の組み方をしており、軽い一方で強度も増しています。
複数の生舟は重ねて保存する事が出来ます。
蓋の小口には、高級材のカリンを使用しています。
天然の国産ヒノキ無垢材と蓋の小口には高級材のカリン無垢材を贅沢に使っています。
ヒノキ材(ひのき/檜/檜)は、乾燥性が良く、くるいの少ない材で、当店では国産無垢材のみを使用しています。材質は柔らかくて軽いですが、強度と耐朽性が高い優良材で、光沢のある木肌や独特の薫りが人気の木材です。
カリン材(花梨)は、とても木肌の美しい表面を持ち、綺麗な光沢が見られる材です。体積当たりの密度が高いので、非常に硬く丈夫な材でくるいも少なく割れることもあまりありません。家具の天板、カウンター材など、主に内装・家具などに利用される高級材です。
サイズは、大と小の2種類からお選びいただけます。
サイズは大(横544mm x 奥行292mm)と 小(横355mm x 奥行272mm)の2種類があります。また別商品で「蓋なし」も販売しておりますので、同サイズを複数買われて、積み重ねることも可能です。
道具に使う木材すべて、ゆっくりと天然乾燥します。
おいしい蕎麦を打つために、そば打ち道具には木製品ですがその中でも特に精度の高さが求められます。要は「いかに直線なのか」。そのために工房おがわは、材の乾燥からこだわっています。木材の反りを少なくするために、道具に使う材はすべて1本1本角材にして、半年間以上の天然乾燥をします。時間がかかるのですが、こうすることで、加工時/加工後にも道具はより反りにくくなります。
家具産地「広島府中」、親子で奏でる「こだわり」のものづくり。
「工房おがわ」の工房は、周囲を山で囲まれた、高級家具産地として有名な広島県府中市にあります。木製家具製造で300年以上の歴史がある街で、家具職人で父親が立ち上げた工房では、息子も含めたさまざまな世代の職人たちが、木材と機械と毎日向き合いながら、和気あいあいと(たまに喧嘩)そば打ち道具を作っています。